2021.07.07 ミカンちゃんのローズウインドウ76

つうしん・きんだーりーぷ第172号(2021.7)掲載のローズウインドウ作品例です。
今月のタイトルは『夏の星』。
七夕にぴったりの図案に違いない!と思って慌てて作りました。

今月は「あわてて」作ったので、今までにも増して不満な仕上がり。
(の)の苦手な濃い色が2色もあるんですもの。
ローズウインドウペーパーに直接図案を写すのではなく、白い紙に写して重ねて切る方式を迷わず採用しました。
最初の枠取りもできないんですよね。(重ねて折るときにもはや線が見えないから。)枠線を書かずにいきなり重ねて切ることにしました。けれども重ねるときに上手に重ねられなかったので、結果中心がずれてしまって、濃い色2枚の位置が微妙にずれて、きれいな図案が浮かび上がりませんでした。(一応切り直しもしたんですけどうまくいかず...)
完成した作品を見て「ここはかささぎ??(七夕にちなんだ鳥なんだそうです)」とか「ん?うさぎ???...月?お月見???」など、あまりにもかわいそうな仕上がりになってしまいました。
今月中になんとか、薄めの色でリベンジをしたいと思います。(の)

掲載の今初めて作る方は、ミカンちゃんのブログをご参考にしてください。

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この記事を書いている今日は7月7日。残念ながら小樽は雨模様です。
でも心配しなくて大丈夫!北海道は函館を除いて、七夕は旧暦に近い8月7日にするのです。だからきっと織姫と彦星も来月には会えるでしょう。
ミカンちゃんも道産子。なので「まだ間に合う?」と思って星の図案を考えてくれました。間に合わなかった方もぜひ「旧暦」のために作ってみてくださいね!

道産子のスタッフに聞くと「七夕」の想いでは笹飾りではなく「ろうそく出せ出せよ~」だったと口をそろえて言います。
(もともと笹飾りに使う「孟宗竹」は、函館を除いて北海道には生えていません。孟宗竹の北限は函館公園なのだそうです。)
子どもたちは七夕の夜にランタンをもって家々を回ります。「ろうそく出せ、出せよ~。出さなきゃかっちゃくぞ~」といったような歌を歌って、かつてはろうそくを、そして今はお菓子をもらうという、ハロインをほうふつさせるようなお祭りなんだとか。
(の)は元関西人のため、そのような子供時代の想いではありませんが、北海道で最初に住んだ函館でそのような風習を聞いて、しかも「笹飾りが飾っている家は行っていい」と決まっているらしいと聞きつけてお菓子を用意して、夕方から待っていた思い出があります。結局子どもたちは一組だけ来てくれて、お菓子は次の日からのおやつになったのですが、とても満足したのを思い出しています。

今年はおたる本店・マルヤマクラス店ともに店頭・店内に笹飾りをしました。ローズウインドウやハニカムペーパーで飾りを作りましたよ。
みなさんもぜひ、お家で作ってみてくださいね!(の)

カテゴリ:ローズウインドウ講座