2013.08.03 こんちゃんのローズウインドウ講座2

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<パターンが掲載されているのはこの作品のみです>

今月のつうしんから本格的に「こんちゃんのローズウインドウ講座」が始まりました。
こちらは今月のパターンの作品完成例。
キンダーリープつうしん「きんだーりーぷ 第77号」がお手元にある方は真ん中のページ(型紙が掲載されているページ)をご覧くださいね。つうしんがお手元にない方は店頭にて配布しています。

ローズウインドウペーパー(1616㎝ 約240枚入り 672円)と、ローズウインドウの枠(小)(内径14.5㎝ 2枚1組 210円)があれば、この作品を作ることができます。その他の道具は記事をご覧ください。

(の)も試しに一つ作ってみました。(この写真はこんちゃん作ですよ。)
制作時間は約1時間。以前に何度か制作したことがある(の)にとっても、やや細い部分が多いちょっと難しいパターンだな、というのが正直な感想です。
上手く切り抜くコツは
①カッターナイフを使わなければならない部分から抜く。
②小さい部分から先に切り抜く。
③ばらばらの方から「わ」になっている方に向かって切る。
④切り抜く部分が一番大きなものを一番最後に切る。
です。ぶきっちょな(の)は、パターンに比べて、残す部分をやや多め、余りにも難しいところはあまりこだわらない、というのを心がけました。
特に、一番外側のハートや四角を切り抜くときは、カッターの刃を滑らせるのではなく、カッターマットに押し付けるような気持ちで、ザクザクと進みます。
残すところが少ない、繊細なパターンだからこそ、出来た時の達成感もひとしお。
夏らしい涼しげな作品に仕上がりましたよ。
(の)の作品は、破れない限り、店内の「ローズウインドウコーナー」に展示してあります。
お店にいらっしゃるときはぜひご覧くださいね!

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こちらの作品は、文中に少し触れられていますが、先月に掲載した作品の「いとこ」作品。
先月の記事(こちらからご覧ください。)の2枚目の作品と、パターンを少し共有しているとのことです・・・。が(の)も何度見てもよくわからない。要はたくさんの色の紙を使っているようで、実は3~4枚のみ使っているんだよ~ということだそうなのですが・・・。
光を透かすということは色が重なる、そして混ざる、ということなのですね。黄色と青で何色になる???ということを、絵の具を使わないでも体験できるのが面白いところです。

さて、こんちゃんは、先月の記事にも載せたように「アトリエ パピアライ」として活動中です。キンダーリープの10周年記念グッズのデザインもこんちゃんが担当してくれました。(エーケルンドのタオルとエコバックです。どちらも数量限定で販売しています。この2つの商品の写真は、ひとつ前の記事をご覧くださいね。)そして、同じデザインが、こんちゃんの手にかかるとこんなに素敵にもなるのです。
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こちらはローズウインドウペーパーではなくて、トランスパレントペーパーという、同じく光を透かすことのできる紙を使っています。
黒い部分は色画用紙(黒)。デザインを切り抜き、裏からトランスパレントを貼り付けます。そうするとなんだかステンドグラスの作品のようですね。
虹や建物の大きな部分は「レインボー」というもとからグラデーションになっているものを使います。小さな部分は、そのレインボーの中から好きな色の部分を抜き出したり、さらにそれを重ねたりして、自分の色を「作ります」。
色々な色を配色することによって、奥行きがあり自然な1枚の絵に仕上がるのですね。
こちらの作品は、2階のレーゲンボーゲンにて飾ってありますから、こちらもぜひご覧ください。

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同じように作ったこちらも「切り絵」。葉っぱの一枚一枚、ぶどうの一粒一粒に手がかかっています。このような作品は、裏から光を当てると本当に美しい。紙でできているとはとても思えないほどです。

こんちゃんの作品展が小樽で開かれます。
2013年9月1日(日)~30日(月)
10:00~19:00(最終日は15:00まで)
オーセントホテル1階ギャラリー です。
都通商店街に面したギャラリーですよ!お楽しみに!!

カテゴリ:ローズウインドウ講座