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ドイツおもちゃ旅その20

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新作アングーラの白黒バージョンを触り始めたクロさんをじっと見ているクラーセンさん。この後皆でお茶しながら彼のデザイン哲学をたっぷりと聞かせてもらいました。世間の人が身の回りの様々なものをいい加減なデザインのまま使っていることに我慢が出来ないとまず彼は言います。それは今いる見本市会場の建物からしてそうで、ここでみんな毎回オリエンテーションを失ってウロウロしているだろとおっしゃるのですがそれは確かにその通りなんですね。

それは何故かというと、建築家がそこに出入りする人間のことではなくて建築そのもののことしか考えずにデザインしたからなのだそうです。建築のみならずありとあらゆるデザイン現場でそういうことがまかり通っていると憤っておられます。ハナシはだんだん佳境に入り、人間は時間と空間と何とかに(何だったっけ、相沢さーん)絶えず束縛されているけれども自由でなくてはならない、オレの持っている時計には文字盤も針もないんだよでもその時計はちゃんと動いて働いているんだと、人生哲学方向に話は向かって行きます。(その時計見たかったな)こういうハナシ大好きなんだけど、通訳バッテリーがそろそろ切れかけてきて、相沢さんが「これこのまま終わらないよ、他見る時間がね・・・」とつぶやいた頃に「俺も用事があるから」とめでたく終了となりました。でもこの話しまだ後日譚があるんです。
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