2017.11.16 ミカンちゃんのローズウインドウ33

171116-01n.JPG
今月は大きく遅れてしまい申し訳ありません。
つうしん第128号(2017.11)に掲載のローズウインドウパターン作品例です。

左が『リースの準備』右が上級者編の『クリスマスモザイク』です。

今月のお知らせが遅くなったのは、ミカンちゃんから切ったものが送られてこないかな~~と期待して待っていたからでした。でも、ミカンちゃんも行楽シーズンの京都ではずいぶんお忙しいようです。
『リースの準備』の方は、先月の反省を生かして線の上をしっかりと切ることで、納得のいく仕上がりになりましたよ!フェイスブックの方でも少し書きましたが、ローズウインドウの枠自体が丸いので、それだけで「リース」っぽい感じですね。
2階の喫茶『月と珈本』のユウナさんは、この枠の部分に木の実などを飾るとかわいいかも!!とアドバイスをくれました。

初めての方は、ミカンちゃんのブログのこのページで、紙の折り方などをご確認ください。
パターンの移し方や切り方のコツ、貼るところまではこのページから。

さて、今回(の)にとって難問だったのはおまけ・上級者用の『クリスマスモザイク』の方。もうパターンを見るだけで「ちょっと、私には...」と消極的な気持ちになり、なかなか取り組めなかったものでもあります。

今回も、道具は「デザインナイフ」。とてもカッターでは切れません。
ローズウインドウの場合は、1枚の紙がとても薄い・何枚も重なっている(パターンによっては枚数が異なりますが、たいていは16枚)というところが、特徴的のように思います。
薄い紙を何枚も重ねて切るのが難しいんですよね~。
本当なら、手元を照らすライトが欲しいところですが自宅にはないし、天井からの暗い明りでなんとかやりくりしなければなりません。
あまりのデザインの細かさに、心が折れそうになったのもしばしば。しかも、なぜこんな曲線を切らなければならないかがイメージがつかないとなっては、ただただ、線にそってナイフを進めるしかないのです。「ここ、細いけど大丈夫かな?」と思いつつ慎重に切っていきます。
出来上がりの完成図が思い浮かばないだけに、切り終わって開くときのわくわくはたまりません。妥協せずに細く切った部分が繊細な模様になって、その分満足度も高いです。
今回も、かなりのアラはあるものの、ある程度は重なりが決まって、ず~~っとず~~っと1枚ずつを眺めたり、重ねたりして楽しみました。

何度か難しいパターンを切ると、自分のクセがつかめるような気がします。
私はどうやら、「これがいい!」と思った折り方が私に合っていないようで、折った時点でどうしてもズレていることがわかりました。次回からは折り方を自己流にアレンジして、ズレないように挑戦してみようと思っています。(の)

カテゴリ:ローズウインドウ講座