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2015ドイツの旅9 イスラムとキリスト

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今回旅に出るに当たって、テロ事件の影響を考えずにはやはりいられませんでした。さぞかし空港などは厳戒体制なんだろうなと予想しながら出かけましたが、行ってみればごく普通の日常的雰囲気ではありました。
そう言えばニュルンベルクの中央駅にお巡りさん割りといたなぁという感じで、唯一事件の影響を感じさせたのは、どの教会にも掲げてあった白い垂れ幕に、「イスラム教であれユダヤ教であれキリスト教であれ神の名の下に殺人が許されてはならない」と書かれていたことでした。

同じ源のこの三つの一神教の争いの歴史が世界史を形作り、そこから現れた科学文明の恩恵も弊害も我々は蒙っているのだと思いますが、それにしても日本的万物に神が宿る教あるいは仏教がこれらの一神教にとって変わっていたら、世界はどんなに変わっていただろうと考えずにはいられません。

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 ちょうどアウシュビッツ解放から70周年の記念イベントが行われていたとは、帰国してから知りました。国家的規模の狂気が実際に存在したことを忘れないという姿勢は、おそらく歴史というものの捉え方と関係があるのだと感じました。
 見本市会場のある広大な敷地が、そもそもあのナチスの大集会が開かれたあの広場の跡地そのままではないにしろ、隣接地のような場所であるらしいということが、今回何故かずっと頭にありました。

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