HOME > ブログ > > また東北へ行ってきました。

また東北へ行ってきました。

131215-01t.JPG

出発はいつものように苫小牧からフェリーに乗って八戸に上陸です。このルートで何度行ったのか段々わからなくなってきましたが、たぶん5回めか6回目ですね。

今回も私も含めておじさん3人組のキャラバンで、夜はバスで車中泊しながらの旅です。訪問先はほぼ前回と同じ、岩手県釜石市と陸前高田市、そして福島県南相馬市に新しく福島市にも行きました。東北もかなり寒いのではないかと防寒態勢を整えて行きましたが、北海道から行くとやはりそれほど寒くなくて助かりました。



2013121014040000.jpg

釜石では現地でコーディネートして下さる方と一緒に、子育て支援センター、学童保育などを回りました。今回は同行したメンバーの方がご自分の会社で開催したチャリティーイベントの収益をおもちゃにしてプレゼントするのが目的のひとつです。

131215-03t.JPG

訪問先の施設の子どもの年齢に応じたおもちゃを届けたいと思いました。それもただ受け取ってもらうのではなくて、一緒に遊んで面白さを伝えてから。これは普段から仕事で販売する時と一緒です。今までの何回かの訪問で、援助物資としてのおもちゃは日本中から山のように届けられているのを見てきましたので、我々としては、一緒に遊んで交流をすることに重点を置きたい、そのうえでおもちゃを受け取っていただきたいという趣旨を、前もって電話で説明してもなかなか意図が伝わらないときもありましたが、実際に体験していただくと皆さん喜んでくださりました。ここがアナログなおもちゃの良さなのですが、持っていく我々も交流が楽しめるんですね。
131215-04t.JPG

特に学童保育にはドイツゲームを一緒に遊んでから、というのが大切です。聞いた話では、避難所などでとにかく子どもが静かに遊んでくれるからということで、ファミコンが配られた結果、今依存症のようになっている子が一杯いるということです。手っ取り早く独り遊びに没入してしまう子どもたちに、コミュニケーションを楽しむドイツゲームに参加してもらうにはやはり面白い!と感じてもらわねばなりません。もちろんそこにいる大人にも。

131215-05t.JPG

ボランティアであっても、おもちゃを沢山持って行って遊んでもらって、おもちゃの大事さを伝えるという流れは普段の私の仕事と全く同じですが、普段は一人でやっていることを、男3人いるわけですから何かと助かります。私以外のお二人は職場の休みを取って参加されるわけで(まあ私も事実上は同じです)半年で2回目の参加には頭が下がります。ただ二人ともとても楽しんでやっていて、体力的にはきついツアーではあるのですが、精神的には至って気持ちの良い毎日で、終わりが近くなると淋しくなってきたりします。

131215-06t.JPG

131215-07t.JPG

いつもの道の駅で車内で朝御飯。この日はちょっとゆっくりできるスケジュールでコーヒータイムを楽しんでおります。普段女性に囲まれて仕事をしている私にとっては、男3人でのパス旅は非常に新鮮でハードなキャンプ旅行というところです。夜は現地の温泉に入って鋭気を養います。日によっては現地の方との夜の飲み会になるときもあって、なかなか聞くことのできないような本音の話も聞けて本当に貴重な体験といえます。この日の前夜は実は大盛り上がりとなって最後はヘロヘロ状態でバスにたどり着いて爆睡だったのですが、確かにその翌朝という雰囲気ではありますね。

131215-08t.JPG

町並みが全て失われた陸前高田の丘の上から。
神戸生まれの私はあの震災の時まだドイツに住んでいて、帰国を決意して地震から一か月後の神戸の街に戻って新しい人生を踏み出しました。自分も何かの役に立てるかもしれないとのひそかな想いはでも厳しい現実の前では吹き飛んでしまって、途方に暮れながらそれでもその時出来ることを格好悪くやっていました。あれからずいぶん時間が流れましたが今も自分勝手な思い付きで何でもやっているところは変わらずです。

131215-09t.JPG

131215-10t.JPG

今回のもうひとつの目的は青少年との交流です。アナログでコミュニケーションが必要なおもちゃを通じて東北の青少年の皆さんとも交流を深めていこう、出来れば北海道と東北をつなぐような形でということで、今までとは違う取り組みです。いつもその場限りの活動の繰り返しで継続性に欠けているというのが自分の弱点というか組織的な動きには向かないと思いながら実はやってきているのですが、これもコミュニケーション力と事務的能力の高い同行メンバーのお蔭で新しい展開につながるかも?ということになってきました。

今回も含めて毎回のツアー費用は全て、お店の2階プレイスペースの利用料で賄っています。30分までは無料で子ども一人につき大人一人も無料で、コーヒーを飲めばさらに割り引きというかなり控えめな料金設定にしてあるのは、ここで利益を上げるためではなくて、節度のある利用をお願いするためだったのですが、今では週末は入場制限をするくらいになってきました。ここで皆さんが払ってくださる利用料をすべて東北への活動に使っています。


131215-12t.JPG

« »