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フックス真理子さん講演会ご報告
2010年5月15日 13:26 カテゴリー:つぶやき

2010年5月14日 フックス真理子さんをお招きして、講演会を行いました。
「ドイツのこども 日本のこども -体験的比較教育論-」というタイトルでお話されました。
ドイツと日本の両方の国で教師の経験を持つフックスさんは、ドイツと日本の教育は根本的な考え方から違いがあるとおっしゃいます。
日本では「まずはやってみる」という教育方法。とりあえず真似から始まって、繰り返し練習するうちに、その仕組みなどがわかる方式です。「柔道」や「茶道」など「道」のつく分野の教育法に通じるものがあるそうです。
ドイツでは逆に「何故、そうなるのかを理解する」ところから始まるといいます。その仕組みをわかってから、実践に入るのだそうです。
もちろん、「どちらが優れている」とか「どちらがよりかしこくなる」ということを言い切ることはできません。けれども、比べてみることで、「そういえば、日本の教育法にはこういうところが足りないのでは?」と気づくこともあります。
フックスさんが一番感じておられるのは「日本では『言葉』による表現を練習することが足りないのでは?」ということだそうです。自分がどういう風に思うのか、なぜそんな風に考えているのかを、他の人に伝えることがとても少なく、足りない、のだそうです。他の人に説明することができない、ということは、自分の中でも言葉として表すことができていない、ということです。自分がどんな風に考えているのかが明確にならないと、全体的に不明瞭となり、不安感を生み出す要素もあるのでは?とのお話が印象的でした。
また、「おもちゃ屋」キンダーリープとしては、「遊び」と「学び」の関係が気になるところ。幼児期はいわゆる「勉強」よりもとことん「遊ぶ」ことがいろいろな発達や、今後の性格形成の核になる、と考えています。けれども、出席の方から「こどもにとって、『遊び』と『学び』は明確な区別がないのでは?楽しい・オモシロイの延長に「文字」や「数字」や「計算」があるのなら、『早期教育』以前に、『学び』と『遊び』が一体になって本当に楽しく学んでいるのでは」というご意見でまとまりました。(の)
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